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(ねじの適正締め付けおよびゆるみ破損防止技術)

キーワード : ねじ、ボルト、ねじ締結、締め付けトルク、トルク法、回転角法、トルク勾配法、塑性域締め付け、締結信頼性評価、ねじの疲労限度、疲労破損、疲労寿命推定法、遅れ破壊、強度耐久性評価、ゆるみ、自己弛緩、ゆるみ止め、ゆるみ止め効果、ゆるみ防止評価、ゆるみの絶対的評価、ゆるみ寿命推定法、残存軸力推定法

ボルトは小道具から自動車,建設機械,産業車両,一般機械、油圧機器,電機機器,航空機,プラント装置、インフラ構造物など多くの工業製品で使用され,重要な役割を果たしている.

 紀元前6〜4世紀には揚水技術や染色技術で螺旋の機能が活用され,ねじ原理への追求も始まっていた.ねじは2千年以上の長い歴史をもった機械要素であるにもかかわらず,今日でも締付け不良・ゆるみ・強度不足などのトラブルが後を絶たない.

なぜ,いまだにねじトラブルは発生するのか?なぜ,要注意の機械部品であり続けるのか?

それは,以下のようにねじが本質的に強度上の問題・ゆるみの問題等をもっていたからである.

@常に高応力で使用される.繰返し外力を受ける                                 

A高い初期軸力が必要だが,簡便な工具がなくばらつきの大きいトルク法を使わざるを得ない

B多くの種類がある(並目/細目,強度区分,etc.

C締付け作業時,ねじ山の破損,くびれ破損などを起こすことがある                  

D首下部,ねじ部などに大きな応力集中部がある                   

E疲労破損,遅れ破壊などを起こす                         

F螺旋形状及び陥没の進行により本質的にゆるみを起こしやすい                     

G製品1台に多数使用される                              

ねじ締結技術分野がいかに広いものかを感じさせる.たかがねじ,されどねじである.

本ホームページはねじ・ボルトのトラブルや課題についてこれらの技術的観点で問題解決のお手伝いをいたします。

 参考文献(晴山の主要論文)


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